チルダワンナの中の人 -5ページ目
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妖精図鑑と怪獣図鑑

ナップルテールのサントラ二枚が廃盤となったようです。

菅野さんのサントラの中では、ほとんど人気がない部類に入り、
サントラを発売日に買った人ですらも、
数回聴いただけで棚に入れっぱなしという事もあるらしいです。

人気がなかった理由の一つとしては、
アニメのサントラとゲームのサントラは違うという点があります。
アニメ側はどんなに長い曲でもどんなに短い曲であっても、
比較的自由な尺で作曲ができますが、
ゲーム側は1~2分の短い曲をループさせるということです。

この違いが、曲の評価を大きく変えてしまう点でしょう。

「同じ曲がぐるぐるループするだけ」と考える人と、
「少ない時間で、いかに表現しているかを評価する」と
考える人とのギャップが評価の分かれ目に。

菅野さんはゲーム側から来た人ですが、
人気が出始めたのはアニメサントラを始めてからで、
アニメ側の曲を聞き慣れた人は、ゲーム側の曲に対して
違和感を感じる人がかなり多いわけです。
OFF会などで聞いても、肯定派は2割というところでしょう。

なので、ナップルテールのゲームをやったことがなく、
ただ聴いてみたいという理由で購入を検討している方々には、
オークションなどで高値が付いている妖精・怪獣を
手に入れることは、一切おすすめしません。

なのになぜ高値が付いているのか?
それは持ち主である売り手と、欲しがる買い手の数が
同じでなければ、バランスはすぐに崩壊します。
現在は、買い手の数が多いだけで売り手は言い値で
値段をつけられる状況ですね。
ナップルの曲が問題ではなく、流通している数が
高値の原因と言っても良いでしょう。

そろそろ「菅野ファンの「通」が認めるアルバム」とかいう
売り文句が、オークションの中に掲載される日が来るのかも・・。


どうしても欲しいという人を止めることはできませんが、
一つの方法として、ドリームキャスト本体とナップルテールの
ゲームを購入してみるという手段もあります。

通常の曲はもちろん、数々のCD未収録曲もきちんと聴けます。
サントラCD発売後、CDに収録されなかった事を
たくさんの人に惜しまれ、ファン投票によりセガの特別アルバムに
収録された「folly fall」も、最高のシチュエーションで聴けるわけです。
KUUさんは、ゲームの中でfolly fallを聴いた時はゾクリとしましたよ。

すでにサントラ一枚より安いドリームキャスト本体と、
サントラ一枚と同価格ぐらいにあるゲームを買ってみるいうのも、
真のナップルテールを知る人になれるいい機会かもしれません。

「ネタに困ったら動物」のよくある例。

「アニメわん」

菅野さん名義ではないのですが、菅野さんの曲が三曲、菅野さんが関わっていた作品が一曲、昭乃さんの曲が一曲入っていたので、ちょっとだけ取り上げて見ようかなと。

「バイク」とか選曲に渋さをみせつつも「ヘミソフィア」とかしっかりとメジャーな曲を入れてきたりと、ソツがない作りがいい感じ。

で、なんで紹介したのかというと、
一曲目に機動戦士ガンダム0083の曲が入っているのですよ。
曲の方は聞いたことがないのですが。
で、KUUさん的超名曲であるガンダムF91のエンディング曲
「ETERNAL WIND - ほほえみは光る風の中」が
入っていないんだーと思ったりするわけなんですよ。

で、調べてみると、ガンダムF91はキングレコードの所属で
あー、それは無理な話だったか~ということになり
個人的には一瞬で問題解決したわけですが、
ブログというのはこういう日常の一コマというのを書いて良いところ
だと思ってますので、載せたわけなのでした。

以上、内容解説より言い訳が長い、CD紹介でした。むぁぁ。
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